
2025.08.23
2025年8月10日、下関市を中心に激しい降雨が観測され、線状降水帯の形成により局地的に非常に大量の雨が降りました。 この度の豪雨で、被害にあわれた方々に謹んでお見舞い申し上げます。 その後も各地で災害級の水害被害が起こり、自然災害の恐ろしさを感じています。 8/10の気象庁のデータによると、下関の降水量の合計は294.5㎜で、線状降水帯が確認された時は日中でも薄暗く、 猛烈な雨で事務所の前の坂道はさながら川の様になり、交通網も麻痺し鉄道や道路の運休・通行止めが相次ぎました。 特にお盆帰省と重なり九州方面に向かう国道は身動きが取れないほどの渋滞でした。 大規模な洪水や河川の氾濫も発生し、住宅や道路の浸水被害が報告され、土砂災害も多発し山間部では土砂崩れや 崖崩れが確認されました。 今建っている場所の特性を今一度確認して、早めの対策を講じることが求められてきます。 昨今、過去と比べて夏の気圧配置には変化が見られ、その背景には気候変動や大気循環の変動が大きく関与している様です。 気候変動の影響(地球温暖化)、大気循環の変化(:エルニーニョ・南方振動(ENSO))、地域差による変化の度合いなどがあり、 猛暑や豪雨の頻度が増加しています。 又、温暖化が進み、気象変化の災害と熱中症対策が多く報道されているのはご存じの通りです。 熱中症が起こりやすい場所は、運動公園、工事現場、コンクリートやアスファルトなどの照り返しが多い場所や、 屋内でも換気が不十分な場所(エアコンや換気設備が不十分な室内空間)があげられます。 私たちが創る温熱等級6以上の家は温熱等級4の家より冷房エネルギー消費量の削減が可能です。 暑さがますます厳しくなっていく環境では、冬の寒さ対策だけではなく、少ないエネルギーで春夏秋冬快適に過ごせる家が 求められてきます。 少しのネルギーで命を守る室温を保てるようにしたいものです。
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