こんにちは、営業の岸上です！

今回は【思いでの味】について少しお話しいたします。

私の【思いでの味】は母親が作る【かす汁】です。

小さいころから大好きで冬の夕飯時にあると凄く嬉しかった事を覚えています。

3年前の年末に母親へ「〇〇日に実家へ帰るからかす汁作っておいて」とお願いし京都へ帰省。

母親は約束通り作ってくれていたので早速いただくことに。

一口、二口、食べるものの何か違う。あの頃の美味しさではない。

いや、むしろ美味しくないかも。と思いつつも完食。

言いずらい事ではありますが、ここはスパッと直球に聞いてみました。

「おかあ、今日のかす汁あんま美味しくないねんけど、なんか変えた？」と聞くと。

「いつも酒粕を買ってた酒屋さんがお店閉めたから違う酒粕つこてるねん。」と。

もう、あの頃の味が食べられないと思うと凄く寂しい気持ちなりました。

この日を境に実家へ帰る度に作っておいてとお願いしていた「かす汁」をお願いすることが無くなりました。

もう食べられない【思いでの味】は他にもあるので、機会があれば次回にでもお話しします。