2023.07.22
滅失住宅の平均築年数は日本で38.2年、アメリカは55.9年、イギリスは73.2年。 家を建ててローンを払い終えてやっと自己所有になっても70歳前にはその建物は滅失寸前となります。 1世代の利用期間を30年とすると、アメリカは2世代、イギリスは2.5世代まで長持ちします。 滅失期間が短い理由は、新築志向やライフステージの変化、維持管理が出来ていなくて劣化が 早まることが原因としてあります。 クルマは定期的な維持管理をします。 家はどうでしょう? 大掃除などしても外壁の塗り替え、排水管の洗浄などお金がかかることは後回しになり、 そろそろ手入れをしようかと考えたときは劣化が進み、予想外のお金が出ていきます。 それならばいっそ新築でとなります。 こまめにオイル交換していたらエンジンは回り続けます。 ドアのパッキンを交換すれば雨漏りが無くなります。 きちんと維持管理して、次の世代に引き継ぐ家を創りたいものです。 https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/tebiki.pdf