ECOBUILD ワクワクを カタチに

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2023.04.15

おいしい季節感

ソメイヨシノ開花前に我が家は「サクランボ」の花が満開になります。

このサクランボの木は我が家が完成して3年後に母が記念樹としてくれたものです。

ほったらかしにしていても、季節になると花が咲き実をつけてくれますので季節を味わうことができます。佐藤錦などのような立派な果実ではありませんが、

収穫してからの足が速いのでいつ頃からか「砂糖煮」にしてサクランボシロップで味っています。

プレーンヨーグルトにひとさじかけて味わうと、サクランボの甘みとヨーグルトの酸っぱさの塩梅と果実の触感が楽しめて「一粒で3度おいしい」デザートになります。


ですが、収穫までは野鳥との闘いです。開花が終わって実がついたころに防鳥網をサクランボの木全体に覆いかぶせます。

この作業がなかなか大変。収穫しやすい高さに上手に剪定して丈を抑え、隙間の無いように洗濯ばさみでネットをかぶせます。

収穫時期は相手が自然ですので、一気にやってきます。まずはお日様によく当たる外側から一粒一粒収穫し次第に内側へと収穫を進めます。

一日に集荷した分はその日のうちに種を取り、砂糖で加熱しジャム瓶に詰めます。翌日は又熟した実を収穫加工。この繰り返しを今年は5回くらいしました。


およそ8割収穫した時点で家内と私は「もういいんじゃない?」と合意した時点で、防鳥網を撤去し、残りの果実は「天使の分け前」として野鳥に捧げますが、

この時点での果実が実に完熟しており最高の味なのです。


沢山作った「サクランボシロップ」は親族やご近所、職場の仲間たちに味わって貰います。

甥っ子の子供たちは毎年楽しみにしており、「おいしい」と言ってくれます。

材料は取れたてのサクランボと砂糖と過熱する電力と気力。サクランボはお日様と大地の栄養が育て、太陽光で作った電気で加熱。

自然に優しいシロップを創る源は「おいしい」の一言です。大変だけど、また来年も作るんだろうなあ。