2023.02.23
こんにちは。住宅事業部の長田です。 皆さん、ピサの斜塔をご存じですか? 1173年から119年の歳月をかけて建設された、大聖堂ドゥオーモの付属鐘楼です。 しかし、建設直後から地盤沈下により傾斜が始まり、傾斜したまま完成。 その後も徐々に傾き、一時は5.5度も傾いたそうです。 1990年から2001年にかけ、補修と倒壊防止のため改修工事が行われ、 運よく改修後のピサの斜塔に登ることができました。 塔内の螺旋階段で屋上まで行くと、ピサの街並みを一望できます。 ただ傾いたまま階段を上り平衡感覚がおかしくなって頭はくらくら。 なぜこんなにも傾いてしまったのだろうと思いながら、階段を下りたのを覚えています。 家づくりでこのようなことになったら大変です。とてもじゃないが生活なんてできません。 家を建てるときはしっかり地盤調査をしないといけないと心から思った体験でした。