2023.06.02
「玄関:建築物の入り口で、和風住宅においては、げた、靴などの脱ぎ捨て場を兼ねている」昭和61年に購入した建築熟語事典に記載されています。 私は農家育ちなので、玄関入って土間(たたき)がありました。そこはお客様をお迎え、作業場、ご近所との井戸端会議、遊び場であり 多様の使い方がされていました。今は玄関に付随するシューズクロークを希望される方が多くなっています。 特にコロナ禍の時は玄関入って手洗いを考えることがありました。日本は靴を脱いで室内に上がる習慣があるので外部のものを仕舞うには とても良い空間です。靴を脱ぐことでリラックスモードに変え、靴を履くことでファイティングモードに変わる場所なのかもしれません。 建設場所や条件によって玄関のあり方が変わってきます。住宅の住まい手は十人十色。個性があっていいと思います。 自分だけの玄関を考えるのも楽しいものです。