2024.01.20
先日、2025年に施行される改正建築基準法の説明会が開催されました。 今回の改正は建築物省エネ法等と木造建築物の壁量基準等の見直しが主です。 2020年に見送られた省エネ基準の義務化に併せて「建築確認・検査」「審査省略制度」の対象範囲が変わり、 すべての地域で確認検査が必要になり、新たに構造関係規定図書と省エネ関連の図書の提出が必要になります。 構造に関しては「平屋かつ延べ面積200㎡以下の建築物以外の建築物は、構造によらず構造規定等の審査が必要」 になります。 ということは「平屋で200㎡以下の建築物」は、一部審査省略が出来ますが、構造規定等の検討はしなければいけません。 今回の能登半島地震でも平屋でも沢山被災しています。 建物を計画する時は、法令・立地条件・日射・温熱環境・暮らし方・予算など条件整理と検討の繰り返しです。 安心して住むために「改正基準法に適合する住宅」であるか確かめて家創りをしましょう。