株式会社エコビルド

BLOGブログ

2024.06.23

災害対策

「線状降水帯」という言葉を最近よく耳にするようになり、気象情報はあらゆるところから入手できるようになりました。

予報に対する準備はできても、急変した時の判断は難しいです。

例えば、強い雨脚は見てわかりますが、激しく打ち付ける雨音で避難指示などの防災無線が耳に届くでしょうか?

特に高気密高断熱の住宅では、夜間に視覚で雨の激しさや雨音が分かりにくくなりそうで、避難判断が遅くなるかもしれません。

先日NHKから(JBN経由)で、ろう者・難聴者に対する建築対応のアンケートが来ました。

温熱環境やバリアフリーへの取り組みはしてきましたが、「音」への配慮ができておらず、「住まいから非難する判断方法」

の情報収集が困難な方への対策ができていませんでした。

災害の備えや発災直後の対応など行政からの情報は多々あります。

住まいで自分で危険を察知して避難行動ができる住環境整備が必要と感じました。

まだまだ学び足りません。