2024.09.08
秋分の日が近くなり、朝晩は田圃の稲に露が付くようになりました。 暑かった夏の終わりを感じ、窓を開けて気持ちのいい空気を取り入れたくなってきます。 暖冷房効果を考えたとき、熱の出入りを少なくするために南側の窓は大きく(日射取得・遮熱対策)、 南以外の窓は小さくして、通風など機能的窓を提案することが多いです。 だんだん涼しくなってくると窓を開けて気持ちの良い風を取り入れたくなってきます。 流れる風を効果的に室内に取り入れるには縦すべり出し窓が有効。 少しの風を長時間取り入れるなら横すべり出し。 短時間で一気に換気をしたいなら、引違など。 家の計画には窓の配置がとても大切です。 隣の家の窓配置や周りの見え方、建物全体のバランスなど検討する要素が多いところです。 よく「動線計画」という言葉と頂きます。 敷地の特性を生かし、要望を反映し全体のプロポーションを考えて開口部を考えます。 プランには様々な要素が入っています。