
2025.12.08

急に寒くなってきました。寒くなると断熱の事が気になりだします。 これまで、UA値〇〇 W/㎡・K、C値〇〇㎠/㎡といった高性能仕様の意味や、数字だけでは分からない落とし穴、光熱費との関係について見てきました。では最後に、最も大切な問いに向き合いましょう。 Q:「結局、どの性能を選べばいいのか?」 A:これが正解です・・・・という答えは、無いと思います。なぜなら、家づくりとは「優れたスペック」を買うのではなく、「自分たちに合った暮らし」を選ぶことだからです。 ・光熱費削減を優先したい。 ・第三者による検査や測定評価を重視したい。 ・数値で性能を比較できる安心感が欲しい。 ・住み心地よりも“性能の担保”が優先。 と思う方は、「性能を数値で保証する家」が向いているかもしれません。 ・心地よさ”にこだわりたい。 ・素材感や空気感など、感覚的な快適さを大切にしたい。 ・暮らしと設計が一体化している住まいがいい。 ・家を「長く愛せる場所」にしたい。 ・きれいにデザインされた家がいい。 ・想定通りの性能を担保してくれる高品質の施工技術で建てたい。 このように思われる方には、「性能+体感+建築家が設計する家」が向いています。 断熱性能はとても大切です。数値だけにこだわらず、「暮らしの設計」とセットで性能は意味を持ちます。 例えば、 ・冬に日が入るかどうか? ・夏に陽射しがカットできるか? ・風が心地よく家の中を流れるか? ・湿度が優しくコントロールされるか ・床や壁の触感が体感温度にどう影響するか これらは UA値では表せない部分であり、間取りと素材と空気と暮らし方がすべて結びついている“住み心地の本質”です。 家づくりで大切な事は、「どちらの価値観が自分に合っている会社」を見出すことです。 その視点で選べば、あなたの家づくりは後悔のリスクが大きく減り、本当に納得できる判断ができます。 ・「数値=快適」ではない ・性能を活かせる設計と暮らし方が重要 ・家はスペックではなく価値観で選ぶもの 数値があっての「私たちに合う暮らし」を考えることが家づくりの第一歩だと考えています。 ワクワクをカタチに。それがエコビルドが創る住まいのカタチです。
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